サヴィニー=レ=ボーヌのワイン祭り 7月17日(日) Savigny en tous sens
またまた、サヴィニー=レ=ボーヌのワイン祭りのご紹介です。
確か数年前、このお祭りはNHKの衛生放送で紹介されていたと思います。サヴィニーの丘のブドウ畑を歩きながら、休憩地点に着くごとに地元のワインをテイスティング!
自然を満喫しながら、地元のワインを堪能できるなんて、ブルゴーニュならではのお祭りですよね。
思いっきり気分をリラックスさせて、「ボンジュール!」と声をかけてみたり、「セ・ボン!(これ、美味しい!)」と直接感想を伝えてみてはいかが? 私も一度は参加してみたいお祭りの一つです。
行事名: Savigny en tous sens (サヴィニー・アン・トゥ・サンス)
日 時 : 2011年7月17日(日)
参加費 : 45ユーロ(グラス、試飲、スナック、お食事込み)
待ち合わせ場所: サヴィニー=レ=ボーヌの教会(一つしかありません)
お申込みはこちらのサイトから:
http://www.savigny-entoussens.com/
お祭りに担当者:
Mme Maurice
Tel : +33 (0)3 80 21 54 27
Maurice.jean-michel@wanadoo.fr
さてさて、行程を簡単にご紹介しますね♪
注)情報は上記のサイトの抜粋と、私なりのコメントです。内容に変更が生じた場合は責任を負いかねますのでご了承ください。
第一段階(朝を満喫)
12世紀のロマネスク建築の教会で待ち合わせ&出発!
第二段階(若さのアリゴテ)
ブルゴーニュが生地のアリゴテ。サヴィニーではアリゴテの生産量はほんのちょっとしかありませんが、ここでは、ちょっと酸っぱくて若々しいフレッシュなアリゴテをいただきましょう。
ここで一つマメ知識。「キール」というカクテルをご存知の方も多いはず。キールとは、もともとディジョンの市長さんの名前で、このカクテルの発明者でもあります。ホンモノのキールは、アリゴテとカシスのリキュールを割ってつくるのです。(カシスもブルゴーニュの名産の一つです。)アリゴテの酸味が、リキュールの甘みと絶妙に合って美味しい!ブルゴーニュ人の、アペリティフの定番です。
第三段階(繊細なシャルドネ)
木陰で休憩しながら、シャルドネのテイスティングです。サヴィニー村のシャルドネの生産量は少ないですが、実はとても美味しいんです。ぜひ新しい発見を!
第四段階(ワインを誕生させるジュース)
ワインになる前の、ブドウジュースのテイスティングです。風味を口いっぱいに頬張りながら、収穫の喜びや、かご一杯の摘み立てのブドウを想像してください。
第五段階(リフレッシュ休憩)
サヴィニー村周辺には沢山の水源があって、村々の人々の喉の渇きを癒してきました。今日では残念ながら水が足りない状況に陥っています。ここでは消防士たちが参加者をお迎えします。フランスの小さな村々の消防士さんたちは皆ボランティア。村人たちの英雄なのです!
第六段階(ピノノワール王国)
サヴィニーといったらやはりピノノワール。他の品種と比べてとても脆く繊細なピノノワールですが、地元で飲むワインはこんなに生き生きとしていてピュアなのです!
第七段階(サヴィニーのプルミエクリュ)
クージヌリー・ド・ブルゴーニュの利き酒師たちが参加者をお迎えします。
振舞われるのはサヴィニーの様々なプルミエクリュ!
· Les Hauts Marconnets
· Les Bas Marconnets
· Les Jarrons
· Les Hauts Jarrons
· Les Narbantons
· Les Redrescuts
· Les Rouvrettes
· Les Peuillets
· Aux Clous
· Aux Serpentières
· Aux Guettes
· Aux Gravains
· Les Lavières
· Les Charnières
· Les Talmettes
· Aux Fourneaux
· Aux Vergelesses
· Basses Vergelesses.
第八段階(色とりどりのスパークリングワイン)
5月に掲載したサヴィニーワイン祭りのブログの中でも書きましたが、サヴィニー村にはクレマン・ド・ブルゴーニュを造るメゾンがあります。クレマンを造るには、ワイン造りとは違った技術や設備が必要になるので、他の村々の生産者たちは自分のワインを託してこれらのメゾンにクレマンを造ってもらい、それを引き取って自分のドメーヌ名で販売しているわけです。19世紀半ばにはすでに、この村でシャンパーニュ製法の技術者たちが活躍していました。地元の品種(ピノノワール、シャルドネ、アリゴテ)を上手く組み合わせた、白、赤、ロゼのクレマンをご賞味あれ。
全ての行程を歩き抜いたら…
最後に参加者みなさまで、テントの下でお食事します。その頃にはみな赤ら顔。和気藹々とした雰囲気です。お疲れ様でした!
♪♪ ドメーヌ手配&訪問にご興味のある方からのコンタクトお待ちしています。
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ブルゴーニュ・レザンドール
http://www.geocities.jp/yuko_raisindor/
Email : yuko.raisindor@yahoo.fr