オータン観光&ドメーヌ訪問ツアー!!後半

オータン観光のつづきです。



城壁と、ウルシュリンヌの塔。聖母マリア像がオータンの町を守っています。


自由解放を記念する十字架。

郊外を上へ、上へとグングン登っていったところにあって、遠くまで一望できます。今日、訪れた遺跡がミニチュアで散らばっているのが眺められます。



たぶん標高1000メートルくらいのところにあるのではないでしょうか。道もかなりアップダウンするので、悪天候の翌日や、雷雨、積雪、凍結時は道路事情が危険な恐れがあるのでツアーでは行くことができません。

クアールの石。葬儀に使われていました。(お墓ではありません。)

昔は白い石灰にすっぽり覆われた美しいピラミッドだったそうです。多くの学者が、「宝物があるのでは?」と探しまわった為、こんな姿になってしまいました。

でも、ここからも町が一望でき、その眺めは素晴らしいです。




大通り沿いの軍隊学校も有名な建築家によるもの。モザイク模様の屋根が美しい。


美しいオータンにお別れし、ゆったりとした田舎道をコート・ドール方面へ移動。

ドメーヌを一軒訪問して、地酒を試飲し、モンラッシェなどのグランクリュ畑を縫って走りながら、夕方のコート・ド・ボーヌのブドウ畑をぬけて帰路に着きます。


★ モンラッシェ以外を見てみたい方は、サン・ロマンの崖に立つ村々を通って岐路につくルートをお勧めします。

★ 特定のドメーヌを訪問されたい方は、オプショナルプランでお受けできますのでご相談ください。


《オータンのお勧めレストラン》

ル・シャピートル Le Chapitre
www.lechapitre71.com
サンラザール教会の向かいにあるレストラン。

ル・シャトーブリアン Le Chateaubriant
www.lechateaubriant.com

ル・シャレ・ブルー Le Chalet Bleu
www.lechaletbleu.com

《お土産のアイディア》

モルヴァンのヘーゼルナッツと、タレイラン(Talleyrand)というブレンドコーヒーが、オータンの名物だそうです。因みにレストランでは、ブルゴーニュ一般の地元料理がここでもスペシャリティとなります。


《市場の開かれる日 / 一般定休日》

水曜は小さなマルシェ、金曜は大きなマルシェ。ただし観光に便利な駐車場が閉鎖されてしまうので歩くのを覚悟しなければならないでしょう。

日、月、祝日は、お店の殆どが閉まっていますが、サン・ラザール大聖堂は毎日開いています。(9時〜19時。7、8月は21時〜23時の間ライトアップされます。)

♪♪ ドメーヌ手配&訪問にご興味のある愛好家の方からのコンタクトお待ちしています。

♪♪ 初心者の方向けモデルプランもございます。2011年4月22日のブログをご参照ください。

♪♪  夏の爽やかなシーズンに向けて、ヴェズレー、フォントネー、シャブリ、ジュラなどの観光&ドメーヌ訪問も行っています。




ブルゴーニュ・レザンドール 

http://www.geocities.jp/yuko_raisindor/

Email : yuko.raisindor@yahoo.fr

オータン観光&ドメーヌ訪問ツアー!!前半

オータンを訪れるなら見過ごせない遺跡の数々。

ローマ皇帝アウグストゥスは、紀元前15年頃オータンに都市を建設し始め、本拠ローマと共に発展させていきました。

ガロ=ローマ人たちが造った、約二千年前に遡る古代の遺跡が、今日、一つの都市にこれだけ残っているのは珍しいのです。

ローマ時代の都市づくりは、まず南北を結ぶ道(カルド=マキシミュス)と、東西を結ぶ道(ドゥキュマニュス・マキシミュス)を基本の道として造るところにありました。東西南北をきちんととった上で、全ての道を直角に交差させ、碁盤状の都市を広げていきます。

オータンにおいては、東西の道は規則的ではありません。これは当時すでに存在した大きなモニュメントを回避して道を延長していったためと考えられています。

そこには今でも城壁があり、町の出入り口となった門が聳えています。

オータンを訪れるならやっぱり、この町の出発点となった皇帝アウグストゥスの時代の遺跡、ガロ=ローマ人たちが当時の技術を駆使して、初歩的とはいえ巧みに造り上げたモニュメントの数々を巡ることから始めて欲しいと思います。

そしてこの町のもう一つの一面、つまり中世になって、ブルゴーニュ公国の重要人物であるニコラ・ロランがこの町に誕生したことも忘れてはいけません。

ニコラ・ロランは、ブルゴーニュ大公に仕え、政治を担った当時の総理大臣のような地位にあった人で、オスピス・ド・ボーヌを創立したことで有名です。

今日、彼の生家は、オータン中の遺産を一手にあつめた美術品や彫刻の遺産を保管した博物館になっています。

ブルゴーニュ公国が栄えた頃、あちこちの町や村で、教会や時計塔などに美しい屋根が建設されました。

オータンのサン・ラザール大聖堂は落雷に見舞われましたが、ニコラ・ロランが美しい尖塔を寄付しました。

町の中心部である大聖堂周辺や、シャン・ド・マルス広場を歩いた後は、大戦後に自由開放の歓びを称えた丘の高台に登ってみると良いでしょう。

そこから、町全体をまるごと!見渡すことができます。

今日ブログにご紹介するのはオータンの観光ルートです。

レザンドールでは、観光とワイン街道を一日でこなしたい方の為に、オータンとドメーヌ訪問を効率よくまとめた盛り沢山プランをご提案します!!

◇ オータン観光

◇ コート・ド・ボーヌのワイン街道を観光(モンラッシェなど)

◇ ドメーヌ1軒訪問&試飲

パック料金:お一人様190ユーロ 

出発&解散場所:ボーヌ

注1)その他の送迎場所をご希望の場合はオプション料がかかります。

注2)お一人様でご参加の場合の料金はお問合せください。また、4名様よりグループ料金となります。  

注3)観光施設に入館される場合は個人で現地清算となります。

♪♪ 他にも、ディジョン、ヴェズレー、フォントネなど、オリジナルプランで「観光&ドメーヌ訪問」を開催しますので、ご興味のある方はお問合せください。

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オータンの魅力は、ブログでは写真でお伝えしてみます。

それぞれの遺跡にどのような意味が隠れているのかは、行ってからのお楽しみです。

個人で行かれる方も、ほとんどの遺跡には説明の書かれたプレートが設置されていますので、それを参考にされると良いかと思います。

見るべき遺跡は所々離れた場所にあるので、ここに掲載するのは車と徒歩を合わせたプランです。





紀元後70年代に造られた世界で一番大きなローマ劇場。

直径148mあり、ローマやウィーンに残っているものより大きいのです。当時は舞台後方に30mの高さの壁が建てられていたとか。

写真後方に写っている家は、劣化したローマ劇場の遺跡を保護するために建てられたもので、壁にガロ=ローマ人の墓碑や中世の横臥像の墓石が埋め込まれているという面白い建築様式になっています。




サン=タンドレ門。町の東側の門です。

中央の大きなアーチは荷台用、左右の小さなアーチは歩行者用。





アルー門。町の北側の門です。外側に装飾が見られます。(日本だったら弥生時代でしょうか。)

この道の南側の門はもう残っていません。




アルー川がすぐ側を通っています。





ガリヤ人による典型的な建築様式の「ジャニュスと呼ばれる寺」。現代の技術を使って、寺の原型が図柄で再現されているのも面白い。実際の遺跡と見比べることが出来ます。


マルス広場の劇場。


市役所。

ジョセフ・ボナパルト国立高校。

17〜18世紀にかけて建設され、当時は神父たちが教育を行ってきたが、フランス大革命期からボナパルト3兄弟(ジョセフ、ナポレオン、ルシアン)がここで教鞭を振るった。(ナポレオンは4ヶ月滞在したそう。)

フランスの市町村すべての軍隊企画を練り上げた《勝利の組織者》ラザール・カルノもここで教鞭をとっている。(「カルノ」は様々な町で今でも道や広場の名前に残っているので、聞いたことのある方も多いでしょう。)



サン・ラザール大聖堂へ行く道の、所々で見つけた美しい町の表情。



大聖堂が王座する町の高台への入り口には、昔、4つの塔がありました。現在残っているのはその内の、たった一つ。この建物はニコラ・ローランの生家でもあり、オータン中の美術品や彫刻遺産を一手に集めた博物館になっています。

有名な「エヴァの浮彫り」も展示されています。





サン・ラザール大聖堂。ここには、聖ラザロの聖遺骨が納められているため、殉教者が多く訪れます。

尖塔の高さ78メートル。釉薬のかかった瓦屋根は陽光を浴びるとキラキラと光ります。屋根を縁取るレースのような彫刻や鉄細工は、花やフルーツ、動物などのモチーフから出来ています。



当時の著名彫刻家Gislebertusによるタンパン。(正面扉上の半円形の彫刻)

ヴェズレーのサント=マドレーヌ大聖堂のものと並んで世界的に有名。

ここでは「最後の審判」を描いていますが、比較的豊かな時代に創作されたためか希望の色彩がやや強いのが特徴的です。18世紀半ばに「品格に欠ける」として聖職者たちによって漆喰で覆われてしまいましたが、そのお蔭で革命後の破壊を免れ、今でも良い状態で残っています。

詳細に至るまで一つ一つ目を移していけば、彫刻に込められた沢山の物語が流れ出します。

思い出を持ち帰りたい方には、堂内で販売されている解説本(6ユーロ)がお勧めです。


柱頭彫刻は70あるそうです。殆どはタンパンと同じ彫刻家によるもので、その優美さが観る人を魅了します。


鷲に守られたサン・ヴァンサン。ブログにも書きましたが、後にサン・ヴァンサンはワインを造るブドウ農家の守護聖人として崇められています。(サン・ヴァンサンについては2011年12月4日のブログご参照)



マジシアン、シモンの失墜。


音楽の勉強。4つ目の音(悲しみ、心の音)を聞く…



自分の家族と各動物を一対ずつ乗せて4日間の洪水から種の生命を救うノアの箱舟。

などなど…


後半へつづきます。

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ブルゴーニュ・レザンドール 
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Email : yuko.raisindor@yahoo.fr

グランクリュ畑の最高峰、ロマネ・コンティ。

ブルゴーニュに来れば誰もがその地を訪れるけれど、実際に飲んだことのある方は相当限られるわけで、またそこに流れていった歴史をご存知の方も少ないはず…

だから折角訪れても、「あ、これがかの有名な「超高級ワインの畑」なのね。」で終わってしまうと思うんです。

実際、ロマネ・コンティの畑は高い塀で囲われているわけでもなく、仰々しい看板があるわけでもありません。畑が誕生したときの、そのままの姿で存在します。

この間フランス3で、ロマネ・コンティについてのテレビ番組が放映されました。

ロマネ・コンティの畑の歴史、DRCのワイン造り(畑仕事、収穫、醸造、熟成、瓶詰めまで)が紹介され、ワインを販売する人、実際に飲んでいる人の感想がとても分かりやすく纏められています。

周知のことですがこのドメーヌは観光客を一切受け入れず、インポーターさん(株式会社ファインズ)からの直接の紹介がないと訪問できません。

だから、普段は見られない醸造所やセラー、そこで働く職人たちの様子が見られるだけでも、とても貴重で、面白いと思います。

畑仕事を説明する時の景色となって映っているのは、ロマネ・コンティ、ロマネ・サン・ヴィヴァン、エシェゾー、グラン・エシェゾーと、有名畑ばかりです。一度ブルゴーニュにいらした方なら、映像を見ながらご自分の旅を懐かしく思い出すことができるでしょう。



http://bourgogne.france3.fr/evenement/documentaires/index-fr.php?documentaire=76c1587c8b7d7c2c18b1dc8b3c1ff140


ビデオがサイトで見られる期間が限られているのでもうすぐ終わってしまうかもしれません。


将来的に訳されて、日本でも放映されるといいなって思います。




ロマネ=コンティってどんなワインなの?

幻のワインですから当然、多くの人が持つ疑問です。

オベール・ド・ヴィレーヌ氏は番組の中である経験談を語っています。

「以前、ベルリン・フィルハーモニーの音楽家お二人をドメーヌにお迎えしたことがありました。

その時、1956年のロマネ=コンティを開けました。

その音楽家はワインを飲みながら、私にこんな感想を言いました。

…このワインはある有名ピアニストの、人生終盤になってからのコンサートを思い起こさせます。年老いて手の関節に痛みを感じながらの演奏で、時には音を間違えたこともありましたが、それはやはりピュアで本物の彼の音楽でした…。

確かに、1956年は古いヴィンテージで、その年は天候が難しかったため、その日開けたロマネ・コンティには傷ついたニュアンスがありました。でも、それでもやはりワインから感じられたのは、ピュアなロマネ・コンティのテロワール、そのものだったのです。」

「ロマネ・コンティのワインには力強さがあります。でもそれは静かに震える力強さなのです。とても細かい粒のような…、そう、絹のような触感があります。」

「バラの花びらをムシャムシャと食べて、そのままロマネ・コンティを飲み続けたら、バラのニュアンスがいい感じで続いていくだろう」

と表現した人もいます。

女性的で、奥深く、知的なワイン。それを味わうには、飲む側にもやはり準備が出来ていないといけないのだと思います。

2008年は3151本、普通〜多めの年でも5〜6千本代という少ない生産量。収穫の様子を実際に見ると、ブドウの取り扱いが本当に丁寧なのに驚かされます。

80年代から国際化が進むにつれて需要が急激に増え、市場で値段が吊り上がってしまったのはとても残念です。ド・ヴィレーヌ氏のお話にも出てきたクラシック音楽のように、ワインもやはり芸術と捉えるにふさわしいと思うことが確かにあります。





2011年のロマネ・コンティの収穫。9月6日でした。


10時の休憩。白ワインをお互いに注ぎあっています。たまたま居合わせた私たちにもくれました。DRCのワインではありませんでしたが(笑)


収録の様子です。たぶんこの時の収録がここで紹介している番組になったんだと思います。




道を挟んで同じ斜面に連なるロマネ・サン・ヴィヴァンの畑。そしてヴォーヌ=ロマネ村。テレビに映るDRCの建物は写真の教会のふもとの方にあります。



◆次回のブログではロマネ・コンティの歴史についてご紹介します。




♪♪
ドメーヌ手配&訪問にご興味のある愛好家の方からのコンタクトお待ちしています。

♪♪ 初心者の方向けモデルプランもございます。4月22日のブログをご参照ください。

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ブルゴーニュ・レザンドール 

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ディジョン観光&ドメーヌ訪問ツアー!!

ブルゴーニュはワインだけでなく遺跡の宝庫でもあります。気ままに散策しているだけで、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンスなどの建築様式をそのまま残した教会や古い家並みに出会い、そこに流れていった歴史を感じることができます。

日本から遥々いらっしゃる観光客の方にも、ストーリーを感じながら町を歩いてほしい…
そんな思いから始める新企画です!
今までのドメーヌ訪問だけでなく、観光とワイン街道をドッキング!!

ワインはあまり沢山飲めないけどやっぱりドメーヌ訪問もしてみたい、観光も色々してみたいという方にピッタリのツアー。

今日ブログにご紹介するのはディジョン編です。

◇ ドメーヌ1軒訪問(軒数は相談に応じます)
◇ ワイン街道を観光(ロマネ・コンティ、クロ・ヴージョなど)
◇ ディジョン観光

パック料金:お一人様150ユーロ

出発場所:ボーヌ
解散場所:ボーヌまたはディジョン
注1)その他の送迎場所をご希望の場合はオプション料がかかります。
注2)1名様でご参加の場合の料金はお問合せください。  

♪♪ 
他にも、ボーヌ、オータン、ヴェズレー、フォントネを含めた「観光&ドメーヌ訪問」を開催しますので、ご興味のある方はお問合せください。

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ブログにはドメーヌ1軒の場合の一番長い観光コース(3時間程度。美術館などに入館する場合はもっとかかります)をご紹介しますが、お客様のご希望によってドメーヌを2軒にし、コースを短縮することもできます。
迷わず効率よく周りたい方、ガイドの説明を聞くのが好きな方は是非ご連絡ください。

また、個人で周りたいという方にも役立つ情報が満載です。(どうぞご参考まで!)


レ・アールを中心に火曜と金曜の午前中は市場が開かれます。
取材した日はちょうど火曜日。小雨が降っていて皆早足だけど、思ったよりたくさんの人出で活気があります。


レ・アールの中には沢山のスタンドが立ち並び、地元のマダムやレストラン業の人たちが生鮮食料の買出しに来ます。

周囲をビストロが取り巻いています。いかにも美味しそう!そしてランチ時には12〜16ユーロ程度でメインとデザートのセットが食べられる店がたくさん。中でも評判を聞いているのはこの二軒。

DZ’envies
http://dzenvies.com/
ランチ例:メインとデザートのセット16ユーロ、Burgundy Express13ユーロ、I love Dijon 18ユーロ

Bistror des Halles
Tel : 03 80 49 94 15
ディジョンで一番有名な星つきレストランPrès Aux Clercsのシェフ Jean-Pierre Billouxが気軽に食べられるビストロとして出した二号店。


フランソワ・リュード広場

リュード広場に面したマスタード屋さん

フランソワ・リュード広場から、フォルジュ通りへ。ブルゴーニュ大公宮殿の裏側に面していて、ディジョンでも最も古く美しい家々の景観。


宮殿の一部には観光局が入っています。ディジョンの観光について何でも相談にのってもらえます。
中庭をちょっと覗くと、左側に無料トイレがあります。そんな小さなことでも知っておくと安心。


13世紀に建築されたノートルダム教会。

この教会のガーゴイルは壮観。

中に入るとそこには神聖な空間が広がっています。身廊から本堂に近づくにつれ、それを強く感じます。

ステンドグラス。特に祭壇に向かって左側の大きな丸いステンドグラスの下方に並んだ長方形のステンドグラスは、13世紀にこの教会が建築された当初のもの。

11世紀に造られた「ノートル・ダム・ド・ボン・エスポワール(希望をもたらすマリヤ様)」
より深く鑑賞するために、この木像とステンドグラスを前にガイドからお伝えしたいことが沢山あります。

鐘をつく自動人形は、ブルゴーニュ大公の一代目、フィリップ豪肝公が教会に贈ったもの。
今でもディジョンの町の空に柔らかな鐘の音を響かせています。

外壁に彫られた幸福のフクロウ。左手で触ると幸福が訪れるという。(右手で金製のものを触りながら左手で触れるという説もある。)

ここでまめ知識♪
フランス語でChouette(シュエット)と言ったら「フクロウ」という意味ですが、会話の中では「最高、すてき!」という意味で頻繁に使われます。

さらにまめ知識♪
ステンドグラスに興味のある方はノートルダムの裏側にギャラリーがあり、一つ一つを間近に見ることができます。係りの方に夫々の絵の意味を尋ねれば、絵に込められたストーリーを親切に教えてくれるでしょう。


木の骨組みが模様のようで可愛い15世紀の家並み。宝石店やテーブルコーディネート用品等、様々な分野のお店が並んでいます。昔からこの細い通りには職人たち店が立ち並んでいたそうです。想像しているとタイムスリップしてしまいそう。


道に刻まれた金色のフクロウの矢印を辿ると観光ポイントに自然と辿り着けます。
大きな広場に出ると、ディジョンの大劇場、サン・エティエンヌ(商工会議所)、サン・ミシェル教会(リュード博物館)が一望できます。


ブルゴーニュ大公宮殿の一部は美術館になっています。4代のうち2代のブルゴーニュ大公(フィリップ豪胆公とジャン無畏王)の墓が衛兵の間に保管され、展示されています。(現在アーティストによるムードアップのための工事中で衛兵の間は閉鎖されています。)


宮殿中央のフィリップ善良公の塔に上るとディジョンの町が一望できるそうです。(この日は上れませんでした、、)


リベルテ広場。
もともとの名を「王の広場」、その後「武器の広場」つまり戦いの広場、そして自由解放を意味するリベルテの広場に改名。名前の変遷を辿っただけでもこの場所に流れていった歴史を知る鍵になります。


その後は、お買い物をしに繁華街へ出るか、建築物をめぐる散策コースをとるか選んでいただきます。


ディジョン名物としてまずはマスタード。マイユの店にはオリジナルの陶器の壺が可愛らしく店頭に並んでいます。


パンデピスなら、ムロ・パティジャン!びっくりするくらい沢山の種類があります。



美しい町並みを散策し続けるなら、リベルテ広場から放射線状に広がる小道に入っていくと良いでしょう。


住居に隣接する塔を見つけたら、15世紀の頃と思って大抵間違えありません。それぞれの時代に建築の特徴(流行と言ってもよいのでしょう)があり、一つ一つの特徴を押さえていくと、建築の変遷が見えてきます。例えば家の装飾でも、複雑で重々しいものからもっと軽いモチーフ(メダルや草や花、またはそれを繋げたもの)などが見られたら、18世紀前半から広まったレガンスという様式です。

価値ある建築物には金のプレートがついていて、説明が書かれています。これはディジョン市が観光を充実させるためにつけたものです。つまり、金のプレートを見つけたら、鑑賞すべき建物だと思って注意して見てください。


サン・ジャン教会は小劇場として利用されています。フランス人らしいアイディアですね。


サン・ベニーニュ大聖堂の中には、エジブト時代やローマ時代の墓石が展示されています。ちなみにべニューニュはブルゴーニュ出身の聖人です。


サン・ベニーニュ大聖堂に隣接した修道士たちの共同寝室は1930年から考古学博物館として使われ、コートドール県中から収集された、古いものでは青銅器時代から中世にかけて、様々な遺物が展示されています。


ダルシー広場のギヨーム門。この門から駅までは歩いて3分程度です。

ラポスト。郵便局や市役所、観光局は大概由緒ある建物に入っています。





♪♪ ドメーヌ手配&訪問にご興味のある愛好家の方からのコンタクトお待ちしています。

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ブルゴーニュ・レザンドール 
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ブルゴーニュ・レザンドールより、年末のご挨拶

ツアーをしていて、いつも思うことがあります。

それは、素敵な出会いがたくさんあるということ!

昔から、「人と出会いのある仕事につきたい」と思っていたけれど、

それが自分の好きな「ブルゴーニュワイン」の分野で実現できて、しかも同じ感動を、造り手とお客様との間に立って分かち合えるのだからすごく充実感がある…。

お客様の中には、私よりずっと若い方もいらっしゃれば、人生の先輩もいらっしゃいます。

中には帰国後に日本から暖かいメールを送ってくださって、「ブルゴーニュの思い出」を改めて語ってくださる方もいらっしゃいます。

「旅の中で一番楽しかった」とか、

「ワインを飲むのがさらに楽しくなりました」とか、

「また行くときには是非よろしくお願いします」なんていう一言をいただけた時、

次回はさらに充実したプランでご案内しよう!と、志を高く持ちつづけるための勇気がわきます。

お客様との一日はすべて記録し、ご案内しながら感じ取った「ワインの好み」なんかも書き残してあります。(これは大切です。〵笑/)

だから、リピーターの方がいらっしゃると前回の経験が生かせてとても嬉しいんです。そしてグッと親近感も沸き、まるでつい最近お会いしたばかりのように感じることさえあります。

私にはもったいないほどの真心こもった、お客様の親切に触れることもあり、思い起こすたびに感謝の気持ちでいっぱいになります。

はるばるブルゴーニュまで来ていただいて、大切な一日を私にあずけてくださった皆様、本当にありがとうございました。メールのやりとりだけでは不安があるかもしれないのに、信頼して任せてくださったことに深く感謝しております。

今年もいよいよ年末を迎えましたが、ブルゴーニュワインを通じて、こちらで体験された風や空気をよみがえらせ、皆様が心豊かな楽しい年末年始を過ごされることを心より願っております。

皆様に(特に2度3度お会いしているリピーターの方々に)親しみを込めて、今年一年の我が家の様子を日記のようにつづってみます。新年への希望を膨らませるために、イイとこ取りのダイジェストで!ブルゴーニュの田舎暮らしの一面です。 

来年も、これまで同様、「一期一会」と「日本人らしいサービス」をモットーにがんばっていこうと思います!

またブルゴーニュで皆様にお会いできることを楽しみにしております。


1月1日には、パピーとマミー(フランス語の俗語で、おじいちゃん、おばあちゃん)が遊び来てくれました。

大きなパピーと、小さな孫娘。2010年8月7日生まれの次女、美幸です。




2月には一本目の歯がひょっこり白い頭を出す。ケーキはおばあちゃんが作ってくれたもので、「 1ère dent 最初の歯」と書いてあります。




雛祭りが近づいて、日本のおじいちゃんとおばあちゃんが送ってくれた雛人形をみんなで飾りました。



立てるようになりました! 夜勤明けのパパとパチリ。


お姉ちゃん相手にシーソーに挑戦。次女はさすがにたくましいねぇ。何だって真似してやってみる。でも足の先まで緊張しているみたい? ガンバレ。



長女の桜は相変わらずお腹が出ているので、パパとお腹をひっこめる運動。息を止めて、1、2の3!


はぁ、(息を吐いて)これが普通の大きさ?

今年は早春から真夏のように暑くなり、田舎の小さな家の庭が大活躍。夫は早速、3x5mくらいの家庭菜園をつくり、茄子、トマト、ホウレンソウ、苦瓜、枝豆、しそなどを大収穫!

玄関先のテラスでバーベキューをしたり、小型プールを自転車用ポンプで汗だくになって膨らませたりしました。

子供たちは外にいるのがとにかく好き!太陽がみんなを明るい気分にさせてくれる。

「ママ、家の庭にイチゴがなったよ!」 (2秒後にはもうお腹の中。甘くておいしい。)


公園でパパに肩車をしてもらい、近所の大きな栗の木の、一番下の枝に咲くお花に手が届いたところをパチリ!


お庭でお風呂。赤ちゃん用のバスタブは一つしかないから、長女はブドウの収穫用のケースを使って。

これはパパのアイディアです。



母の日、起きるなりパジャマのままで、幼稚園で作ってこっそり隠しておいたプレゼントをママに披露してくれた。綺麗な石を埋め込んだ飾り物。ありがとう、桜。



去年の5月〜今年の5月にかけて赤ちゃんを産んだ新ママへ、村長さんから花束のプレゼント!

ちょっとビックリしたけど、参加してみた。

心の中で、(私、一番年長かしら。。) でも、外国人の私も、一緒に村の一員に迎え入れられたようで嬉しかったです。



やっぱりアナタは生粋のブリギニョン(ブルゴーニュ生まれ)!

ワイングラスに鼻をつけたまま舌をペロペロ。まだ一才にもならないけど(笑)、ワインが大好き!

この2番目の美幸は、中世の修道士同様、一人でもくもくと土まで食べていた!(見つけたママは大慌て。)ホンモノのワインラヴァーになるでしょう!?



幼稚園のマスコット「パタプフ」が我が家にやってきた。このマスコットは子供たちに大人気で、借りたいと申し出た子供たちの家を転々と渡り歩いています。

学校の先生のアイディアで、クラスで日本の「桜」の歌も習いました。優しい先生にめぐまれてよかったね、桜。

お誕生日を迎える子は、ママはケーキを用意して幼稚園に持っていかなければならない。失敗しないようにしなきゃ…緊張〜! 結局、お菓子作りが大好きなマミーに手伝ってもらいました。うん、上出来!(少なくとも見かけは。) ふぅうぅっ…よかった、無事すんで。「桜、4歳のお誕生日、おめでとう。」



年度末の幼稚園のお遊戯会。



ブルゴーニュ名物として食卓の人気者、「ブルゴーニュのエスカルゴ」が我が家の庭に登場!

桜はこのエスカルゴをしばらく飼っていました。



二人の娘のお誕生日のプレゼントは、親戚も協力してくれてみんなで買ったブランコ。二人とも夏生まれ。


8月、日本のおじいちゃんとおばあちゃんがはるばる遊びに来てくれました。一緒にアルザスを旅行。コルマールの「小さなベネチア」という界隈で、運河のツアー。これはお勧め!

「日本からいらしてくださったお客様には、くれぐれも日本人らしいサービスをするよう心掛けなさい」と私に言うのはこの父。「海外旅行中でも、ホッと安心できる一時になるように」と。

45年間余り地道にスパイスを売り続け、今年やっと引退しました。父にとっては初めての本格的ヴァカンスです。

お菓子作りの名人、マミーとパチリ。私が仕事のときは冷凍お乳もいとわずあげてくれた恩人。


毎年来てくださる某企業様からいただいた赤ちゃん用の着物を着て、ポートレート写真。


11月1日、友達に赤ちゃんが生まれた! 桜と美幸にまた貴重な日本語友達ができてママも大喜び。



日本のおばあちゃんから、クリスマスカードが届いた。二人とも相手のカードに興味深深。

その後、サンタのおじいさんは我が家も忘れずに訪れて...二人の娘はプレゼントをもらいました。

来年もきっと、「笑顔」で一年過ごしましょう!

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ボーヌのお勧めレストラン ランキング      

ブルゴーニュワインの都 ボーヌは、実は食の都でもあるのです。
ビジネスによくレストランを利用する地元のワイン商も、フランスの各地方をまわってボーヌに辿り着いた旅行客も、よく口にするのは、
「ボーヌのレストランの料理は全体的にレベルが高い」
ということ。

そう、ワインと食事は切り離せない。

フランス式の食事の取り方が、2010年11月に世界遺産に登録されたってご存知ですか?

それを祝して、オスピス・ド・ボーヌは三ツ星レストラン「トロワ・グロ」のシェフをカーヴに招き、ワインをテイスティングしてもらって、それぞれのワインに合う料理を特別に作ってもらったんだそうです。

とにかく、美味しいワインには、美味しい料理が必須です!

身近なブルゴーニュ人たちを見ていても、料理に対する関心は非常に高く、レストランやルセット(料理の作り方)の話になれば、何時間だってあきずに話に花を咲かせているのです…

ここでは、ボーヌ市内だけに絞り、以下の4つのカテゴリーに分けてお勧めレストランを紹介します。

★印は、個人的に食べてみて値段と質の兼ね合いが良い!と思った所です。

1、とにかく人気店を訪れたい!(お値段的に上級/中級)

2、20〜35ユーロで、気軽に地方料理のコースを味わう!

3、オリジナリティあふれる美味しい料理を発見!

4、人づてに聞いたレストラン

1、とにかく人気店を訪れたい!

上級レストラン

Benaton ★★★

Tel : 03 80 22 00 26

Adresse : 25, Faubourg Bretonnière, Beaune

Email : lebenaton@club-internet.fr

http://news.lebenaton.com/lebenaton/uk/carte.asp

メニュー http://news.lebenaton.com/lebenaton/uk/carte.asp

一つ星レストラン。お昼のみの、本日のコース(menu de marché)は、30ユーロでとってもお得。シェフは原材料の質と量に徹底的に拘っている。

フランスではコースがとにかくお得で、アラカルト(一品料理)で注文すると高くつきますが、あまり量は食べられない時、この店で一度だけアラカルトでオマール・ブルーを注文したことがあり、これが絶品でした。しかも注文した料理の前にオードブル、プチ前菜が二皿出てきたので量的にも十分でした。地元では今、満場一致の一番人気だと思います。水曜終日、木曜昼、土曜昼定休。

Loiseau des vignes

Tel : 03 80 24 12 06

Adresse : rue Mauroux, Beaune

http://www.bernard-loiseau.com/fr/bourgogne/vignes/restaurant/

一つ星の高級レストラン。「水の料理」で有名な故シェフBernard Loiseauの系列店。日、月隔週で定休。ランチに日替わりコース(Menu du marché)があり、前菜、メイン、デザートつきで、28€程度。ワインはボトルでなく、グラスで選ぶスタイルをとっている。料理の内容に対して値段は高めのイメージがあります…

Le Clos du Cèdre ★

Tel : 03 80 24 01 01

Adresse : Hostellerie le Cèdre, 10, Boulevard Mréchal Foch, Beaune

Email : info@lecedre-beaune.com

http://www.lecedre-beaune.com/fr/index.php

4つ星ホテルに隣接したレストラン。日本人のシェフを迎えて人気急上昇中。お食事をいただくサロンは中世の貴族の館を思わせる優雅な室内装飾が施され、そこで繊細なフレンチが堪能できる。ホテル宿泊とレストランのお得なパッケージは、旅行客に人気。

Jardin des Remparts

Tel : 03 80 24 79 41

Adresse : 10, rue de l’Hôtel-Dieu, Beaune

Email : info@le-jardin-des-remparts.com

www.le-jardin-des-remparts.com

日替わりランチコースは30€程度でお得で美味しいが、ボトルワインの値段は比較的高いと思う。少し味が濃い傾向にある。日、月定休。12月、1月1日〜11日休業。

Bissoh ★★

Tel : 03 80 24 99 50

Adresse : 1A, rue du Fg Saint Jacques, Beaune

Email : bis@bissoh.com

www.bissoh.com

日本人シェフによる生粋の日本料理。地元のワインの造り手たちにも「繊細な料理」として定評を得ている。日本の情緒溢れた内装。月、火定休。



中級レストラン

Le Gourmandin ★★★

Tel : 03 80 24 07 88

Adresse : 8, Place Carnot, Beaune

Email : gourm01@aol.com

http://www.hotellegourmandin.com/

30€程度のランチコースがお得。その他にも黒板に書かれた12ユーロ程度の日替わりワンプレートや、16ユーロ程度のメイン+デザートまたはチーズのコースもある。ただし日替わりランチは日曜はやっていないので注意。休業日が少ないのも嬉しい。

Ma Cuisine ★★

Tel : 03 80 22 30 22

Email : macuisine@wanadoo.fr

地元で人気のビストロ。黒板に今日のメニューが書かれ、20ユーロ余りから楽しめる。量はたっぷり、特に洗練されているわけではないが、シンプルに美味しい。グラスワインも比較的豊富で値段もリーズナブル。お休み&お店がいっぱいなことが多く予約がとれにくい。水、土、日曜定休。2010年の冬休みは12月11日〜1月6日。

http://www.fra.cityvox.fr/restaurants_dijon/ma-cuisine_73121/Profil-Lieu

Caveau des Arches ★

Tel : 03 80 22 10 37

Adresse : 10, Boulevard Perpreuil, Beaune

Email : info@caveau-des-arches.com

城壁の中のセラーを利用したレストラン。メニューに幅があるのでオーソドックスな地元料理からオリジナリティのあるものまで気分に合わせて選べる。20ユーロ余り〜。日、月定休。www.caveau-des-arches.com

Ciboulette ★

Tel : 03 80 24 70 72

Adresse : 67, rue de Lorraine, Beaune

Email : laurent.male@orange.fr

http://www.resto.fr/restaurant/beaune/la_ciboulette/16010

地元で人気。気軽に食べれるランチが20ユーロ弱からある。月、火定休。

Abbaye de Maizières ★★

Tel : 03 80 24 74 64

Adresse : 19, rue de Maizières, Beaune

Email : athor-maizieres@orange.fr

11〜12世紀頃に掘られたシトー派のセラーがそのままレストランとして使われていてとにかく雰囲気が良い。特に地鶏を白ワインで煮込んだ料理、Coquelet façon Gaston Gérardが好き。ガストン・ジェラールは昔のディジョンの市長さんでこの料理を発明した人。つまり、若鶏のガストン・ジェラール風。夜のみ営業。人気店というよりは穴場。



2、 20〜35ユーロで、気軽に地方料理のコースを味わう!

Cave Madeleine ★★★

Tel : 03 80 22 93 30

Adresse : 8, rue du faubourg Madeleine, Beaune

Email : cavesmadeleine@hotmail.com

http://www.visionbourgogne.com/restaurants/caves-madeleine-beaune

地元で人気。日本人の奥様がいらっしゃり、安心。気軽に食べれるメニューがある。シンプルに素材を生かした料理。木曜、金曜昼、日曜日定休。


Auberge Bourguignonne ★

Tel : 03 80 22 23 53

Adresse : 4, Place Madeleine, Beaune

http://www.auberge-bourguignonne.fr/fr/51-menu-a-18-50-

リーゾナブルに地方料理が食べたいならここがいい。雰囲気も料理も比較的昔風のレストラン。月曜定休。

Restaurant Brasserie Le Belena

Tel : 03 80 22 12 25

Adresse : 1 Place Madeleine, Beaune

Email : contact@lebelena.fr

http://www.resto.fr/restaurant/beaune/brasserie_le_belena/34943

特にお勧めというわけではないけれど、どこも開いていない!という時の頼みの綱。手頃な値段で地方料理が食べれる。前菜、メイン、チーズかデザートで15€代から。




3、オリジナリティあふれる美味しい料理を発見!




Auberge du Cheval Noir ★★


Tel : 03 80 22 07 37

Adresse : 17, Boulevard St Jacques, Beaune

Email : contact@restaurant-lechevalnoir.fr

http://www.restaurant-lechevalnoir.fr/
それぞれの料理に合うワイン一杯ずつついてくるデギュスタシオンコース(お試しコース)が特におすすめ。

Hostellerie de l’Ecusson ★

Tel : 03 80 24 03 82

Adresse : 2, Rue du lieutenant Dupuis Place Malmédy, Beaune

Email : contact@ecusson.fr

http://www.ecusson.fr

少し洗練されたオリジナル地方料理。六本木のル・ブルギニヨンのシェフが働いていたレストラン。日、水定休。



Le Comptoir des Tontons ★

Tel : 03 80 24 19 64

Email : lestontons@wanadoo.fr

www.lecomptoirdestontons.com

オリジナリティーのある料理で、メニューが頻繁に変わる。日、月定休。


Le P’tit Paradis ★

Tel : 03 80 24 91 00

Adresse : 25, rue du Paradis, Beaune

小ぢんまりとしたレストラン。地元で人気。日、月定休。

http://www.visionbourgogne.com/restaurants/le-ptit-paradis

4、人づてに聞いたレストラン



Le Relais de Saulx (★★友人より)

Tel : 03 80 22 01 35

Adresse : 6, rue Louis Véry, Beaune

裏道にあって目立たないが、友人がよく食べに行っていて美味しいとのこと。メニューは25ユーロくらいから。ブフ・ブルギニョン、エスカルゴなどのオーソドックスな地方料理が特にお勧め。



Via Mõkis

Tél : 03 80 26 80 80

Adresse : 10 rue Bellecroix, Beaune

http://www.viamokis.com/fr/home.html

あるワイン生産者から聞いた店。前菜とメイン、またはメインとデザートのコースで15€〜。土日定休。店内はモダンな雰囲気で、オリジナリティあふれる創作料理がいただけるらしい。日曜夜、月曜定休。

Sushi Kai 寿司海

Tel : 03 80 24 02 87

Adresse : 50, rue Faubourg St Nicolas, Beaune
Email : sushi.kai@orange.fr

http://www.sushikai.fr/

水、木定休。ブログに書いたディジョンの日本料理店「MASAMI」のシェフが勤めていたレストラン。まだ評判は伝わってきていませんが、新しい日本人シェフの腕前を見るのも楽しみです。



♪♪ ドメーヌ手配&訪問にご興味のある愛好家の方からのコンタクトお待ちしています。

♪♪ 初心者の方向けモデルプランもございます。4月22日のブログをご参照ください。



ブルゴーニュ・レザンドール 

http://www.geocities.jp/yuko_raisindor/

Email : yuko.raisindor@yahoo.fr

ブルゴーニュで気軽に日本食! ディジョンのレストランMASAMI

サンヴァンサンのお祭りを楽しみにいらっしゃるなら、やっぱりブルゴーニュ料理とワインの相性をトコトン堪能していただきたい! 
でも正直、日本人としては「フランス料理は美味しいけど重くて…毎回はムリ〜」というのが本音です。

一度胃腸をやさしく休憩させら、次のフレンチはもっと美味しく食べられる!

そんなときにお勧めのなのが、気軽に定食がいただけるこのレストランです。

Resraurant Masami
Tel : 03 80 65 21 80 (日本語なので安心。日曜定休。)
79, rue Jeannin, 21000 Dijon 
http://www.restaurantmasami.com/site/

駅から10〜15分程度。ディジョン観光の中心街からは2〜3分。
あまり目立たないので、通り名の番地を見ながら探すと良いでしょう。


さて、家の夫は日本食が大好きです。
クリスマスの買い物がてらディジョンに出たので昼食はココで!

本日の定食はトンカツで12ユーロ、
それにデザートをつけると14.5ユーロ。

それも魅力的だったのですが、やっぱりお寿司が食べたい〜。
そこで、お寿司のコースをお願いしました。
2種類の前菜と、お寿司とお味噌汁、デザートがついて22ユーロ。
これならママでも安心価格で、日本料理に舌鼓。

自家製食前酒(アペリティフ・メゾン)は、カシスのリキュール、酒、トニックで作ったカクテルです。桜色で綺麗。
夫はそれにプラスでアサヒビールを注文。小瓶が出てきて、雰囲気たっぷり。
この日は琴の音の音楽が流れていました。

2種類の前菜。蕪の肉味噌あんかけ、オクラのおひたし。
身体に優しいのは日本料理の魅力です。

メインのお寿司。お魚はこだわってパリのランディス市場から取り寄せているそうです。鯛、鮭、海老、思ったより沢山の種類の新鮮魚のお寿司を堪能しました。
お米はさすがに日本米ではなかったけれど、スペインのお米で出来るだけ似たものを選び工夫しているんだそうです。日本米だったらこの値段はあり得ないです。。両親が苦心して送ってくれているお米の小包に貼られた送料を見るたび、フランスでの日本米の貴重さを実感します。

しっかり食べた後のデザートは、また身体に優しく。オレンジとグレープフルーツにサヴァイヨンソースをあわせたシンプルなグラタン。お腹にすんなり入って美味しい♪

店主の赤荻ご夫妻です。MASAMIというのはシェフである旦那様のお名前です。

ブルゴーニュに何度かいらっしゃっている方はご存知かと思いますが、赤荻シェフは、ルヴェルノワ、グルマンダン、シャルルマーニュという有名レストランで働いた後、ボーヌの「寿司海」の店長を務めて地元で人気を集めたパイオニアの一人です。2年前に完全に独立してご自分のレストランをご夫婦で始めました。

そういえばドメーヌ訪問の際、エマニュエル・ルジェ氏も、
「まさに日本料理らしい料理なので、地元の日本料理店ではMASAMIが一番好き。値段もリーズナブルでいいと思う。」っておっしゃってました。

店内は落ち着いていて、グラスワインやビールもリーズナブルにいただけます。ディジョンで気軽に日本食が食べたくなったら、是非訪れて応援してあげてください。




♪♪ ドメーヌ手配&訪問にご興味のある愛好家の方からのコンタクトお待ちしています。

♪♪ 初心者の方向けモデルプランもございます。4月22日のブログをご参照ください。

♪♪ 夏の爽やかなシーズンに向けて、ヴェズレーやフォントネーなどの観光案内も行っています。
ブルゴーニュ・レザンドール 
http://www.geocities.jp/yuko_raisindor/
Email : yuko.raisindor@yahoo.fr