ワインに魅せられて、あこがれの地ブルゴーニュへ

ブドウ畑に佇んで、季節とともに成長していくぶどうを観察する。
手のひらに土をのせて、その感触を確かめる。

ブルゴーニュの畑は、考えていたよりずっと細かく区画されていた。
一歩またいだら、もう隣の畑に入ってしまうくらい、
それぞれの畑は密接している。
なのに、それぞれが違う、個性を持ったぶどうを生み出すのだ。
不思議だ。
グランクリュ、プルミエクリュの畑だけ数えても 
だから、その他にヴィラージュやレジョナルクラスの畑を数え上げたら想像を絶する数になるだろう。

そんな繊細な郷土の風味の表現に、果敢に挑戦する地元の生産者たち。
彼らの情熱に触れながら、彼らの手によって作られたワインを試飲するとき、私は毎回、感動を覚える。
遠い昔から、ブルゴーニュ人たちは、どうしてこんなにも繊細な郷土の個性にこだわってきたのだろう。
そしてどうやって、それらをそのまま表現させることに成功したのだろう。

その謎が知りたくて、ワインを巡る文化や風習をむさぼるように勉強した。
ブルゴーニュでのワイン作りは、土地の歴史と深く絡み合っていて知れば知るほど面白い。

彼らのワインが、私たち日本人の心に響くのは、やはり日本にも、同じように郷土の個性を愛する意識や、繊細さを求め保持しようとする文化や風習があるからだと私は思っている。

この感動を、大好きな故郷日本の、ワイン愛好家たちと分かち合いたい。
そう思って立ち上げた会社、ブルゴーニュ・レザンドール。

ブルゴーニュに関することならきっと、力になれる

ブルゴーニュ・レザンドール

http://www.geocities.jp/yuko_raisindor/